あなたは、パートナーがあなたのことを認めてくれないと感じることがあるかもしれません。充分な愛情が得られないなら、相手にそれを求めるよりは、身を引く決心をする人もいます。
そういう人は心の中で「愛をねだったりしたくない」と考えているのです。しかし、ほしい物を求めることは、決して物乞いではありません。
もし愛や感謝がほしいのに手に入れられないのなら、それを求めるのはあなたの責任なのです。パートナーはあなたを支えたいと思って、どうしたらよいのか指図してほしがっていると考えましょう。
お世辞を待ち受けたり、それをエサで釣り上げる必要はありません。あなたは感謝されてしかるべき人間なのです。
一日の終わりにわずかの時間でよいから、お互いに相手がしてくれたことに感謝し合うようにしましょう。自分の番には、「……してくれてありがとう」と言うようにする。
あなたが感謝してほしいと思っていることについては「……してあげたことを感謝してほしい」というように相手に知らせることも忘れずに。感謝は一方通行の道路ではないということを、心に銘記しておいてください。
もしあなたがパートナー(あるいは友人)が感謝してくれることを待つだけで、何もしないでいるのなら、あなたこそ相手に感謝の気持ちを伝えているかどうか、立ち止まって自問してみましょう。感謝は感染するものなのです。
あなたが人に感謝の気持ちを表現すればするほど、相手は安心して自分の感謝の気持ちを表現しやすくなります。パートナーに、ただ愛していると言うだけでなく、どうして愛しているのか伝えましょう。
自分が愛されている理由を聞かされて、うんざりする人はいません。お互いに相手にとって特別な存在でいることです。
ちゃんとした理由のある愛情は、愛に意味と意義を与え、その愛を二人だけのものにします。多くの人は、愛と服従を混同してしまっています。
「もし彼女が僕を愛しているなら、僕の望むことをしてくれるだろう」とか「たとえしたくないことでも、あなたが望むならしてあげる」というふうに。人間関係において愛情を殺してしまう確実な方法は、誰かに愛されたいために自分の要求や欲求を犠牲にすることです。
あなたが自分自身やあなたの欲求を大切にしなくなった時、もはや対等な関係は二人の間に存在しません。結局、あなたは誰にも興味を持ってもらえないということになります。
これはつらいことです。愛し合うということは、自分より相手を大切にするということではない。
自分自身の価値を認めていない人とつきあうことほど、退屈なことはないのです。
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